不登校の原因
不登校の代表的な原因には、いじめ、友達や先生とのトラブル、学業不振、家庭の問題などがあります。
また、不登校を大きく分けると、学校に行かない子、学校に行けない子の2つのタイプがあります。
学校に行かない子は、自分で原因が分かっていることがほとんど。
ただし、いじめが原因の場合、自分から言い出せないことが多くなっています。
中には「不登校の理由がない」という子どももいますが、この場合は「理由がない」という原因を把握しているので、行かない子に分類できるでしょう。
学校に行けない子は、学校へ行きたい気持ちはあるのに朝になると頭痛や腹痛などの症状が出て、行けなくなってしまいます。
この場合、自分で原因が分かっていないことが多いようです。
不登校の原因は、どちらのタイプであるのかきちんと判断しないと、対応が噛み合わずに状況を悪化させてしまうので、注意が必要。
特に理由がない子は、怠惰というレッテルを貼られ、心の傷を深くしていることが多くなっています。
自分の育て方が悪いのでは?と憂慮する親も多くいますが、誰が悪い、何が悪いという責任追及はあまり意味がありません。
子どもの様子を冷静に観察し、可能な限り会話をしてその中から糸口を探すなど、現状の問題を解決して行くことが重要です。