克服
不登校の克服は、時間のかかることがほとんどですが、短期間で解決するケースもあります。
長期の欠席が続くと、本人も学校に行きにくくなるため、早期に克服することが大切。
まずは、家族が原因に気付けるように、普段から変わったことはないか、服装の乱れはないか、不審なケガはしていないか、などのチェックをしておきましょう。
不登校の原因が分かれば、解決方法が考えやすくなります。
本人に学校へ行きたくても行けない状態であれば、家族には待ってあげる優しさも必要です。
絶対に学校に行かなければならない、勉強が遅れる、留年する、などのプレッシャーは、子どもを追い詰めてしまいます。
また、学校を休んでいる間は、規則正しい生活をするように心がけましょう。
昼まで寝ていたり、平日に昼間から遊びに連れ出してしまうと、なかなか克服はできません。
社会生活のルールを守らせることが大切です。
自分勝手に好きなように生きていては、他者と上手く関われませんし、協調性が無くなってしまいます。