不登校の対策
子どもが学校へ行かなくなる原因には、大きく分けて二つあります。
一つは、学校の勉強がつまらない、外で遊ぶ方が楽しい、非行仲間と遊ぶ、などの非行型。
もう一つは、先生や友達との人間関係での悩み、いじめ、クラスに自分の居場所がない、などの心の悩みによるタイプです。
不登校の対策は、学校を休みがちになったら、すぐに何らかのアクションを行うことがベスト。
何日も、あるいは何週間も欠席が続くようになってからでは、本人も学校に復帰しにくいので、ますます復学が遅れます。
ただし、親や先生が無理やり原因を聞き出そうとしても、なかなか解決にはなりません。
できるだけ、自分から理由を話すようにさせましょう。
そのためには、声に出して言えるような環境作りをする必要があります。
怒ってしまうと逆効果のため、先生や専門家(カウンセラーなど)と相談しながら、協力して解決していきましょう。
不登校の原因が解決されたにも関わらず、まだ学校を休み続けている場合は、本当の原因がまだ隠れている可能性があります。
学校生活だけでなく、子どもの育った家庭環境に問題がある場合もあります。
そのため、早期に専門家に相談するのも一つの手。
不登校は、本人・保護者・学校・専門家が協力して解決すべき問題なのです。