問題点

不登校の問題点として、子どもの精神的なケア、学校の友達や周囲との関わり合いが挙げられます。

不登校になってしまった子どもは、学校の友達や先生が気になりながらも学校に行けないでいます。
そのため、担任の先生、同じクラスの友達が一致団結して声をかけ合い、通学できるように誘い合ったりする必要があります。
そうしてもらえることで、自分がこんな状態になっても先生や友達から見捨てられていない、存在を否定されていないと理解し、自己肯定に繋がっていきます。
自己肯定ができるようになると、自分に自信が持てるようになり、外へ出られるようになります。

同じクラスの友達や周囲の人が、不登校であること、その原因が何であるかをきちんと理解していないと、更なる問題に繋がってしまいます。
留年措置になった場合、復学した時に上手くやって行けるかどうかという問題もあります。
そんな時には、先生や周囲の理解が大きな力となります。

また、中学生や高校生の場合は、留年したことで規定年数で卒業できず、その後の就職の面接などで理由を聞かれることもあります。